マップルは11月11日、カーナビアプリ「ルートナビゲータープラス」を、2025年2月より提供開始すると発表した。
「ルートナビゲータープラス」は、2023年7月に提供を開始したカーナビアプリ「ルートナビゲーター」をもとに、サーバーおよび管理アプリを新たに統合し、ルート作成や情報共有をより効率的かつ簡単に行えるパッケージとして提供するもの。
これにより、コースや訪問先、ドライバー情報の一元管理が可能となるほか、デスクトップ上でのコース編集、車両端末とのコース情報の共有、さらに車両動態管理機能も追加される。
＜システム構成＞
従来は車両に搭載したタブレットで走行ルートを案内する車載アプリのみの提供だったが、ルートナビゲータープラスでは「車載アプリ」に加え、事業所で利用する「管理アプリ」を合わせて提供。同時にクラウドサーバーに接続することで巡回先やコース、車両の現在位置やドライバーなどの情報をリアルタイムに共有することが可能になる。
管理アプリ側で編集したその日のコースや訪問地点の追加などもタイムリーに連携出来るため、より効率的な業務運営に貢献できる。
また車載アプリは車両端末にインストールされた状態で提供され、管理アプリはWebブラウザ上で動作するためインストールや設定の手間は一切不要。ライセンスが届いたその日から、すぐに業務で利用可能だ。
なお「ルートナビゲータープラス」より、「地点情報の取り込み」「通常ルート探索／巡回ルート探索」「車両動態管理」「メッセージ送受信」の4機能が搭載されるようになる。追加される機能は、「ルートナビゲーター」に寄せられたユーザーの意見や要望をもとにしたものだ。
同社は今後の展望として、さらなる機能拡充を図り、物流業界全体の課題解決に貢献するとしている。
■利用環境
