丸全昭和運輸が11月11日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高712億3700万円（前年同期比3.8％増）、営業利益68億8100万円（13.8％増）、経常利益73億7400万円（13.0％増）、親会社に帰属する当期純利益58億9200万円（21.1％増）となった。
セグメント別では、物流事業の売上高は618億9100万円（3.8％増）、営業利益は58億7100万円（14.6％増）となった。
貨物自動車運送事業は、関東地区では、建設機械や住宅資材の取扱い減少があったが、IT機器や住宅設備機器の取扱い増加があった。中部地区では、住宅設備機器や断熱材の取扱い増加があった。関西地区では、油脂や住宅資材の取扱い増加があった。さらに、モーター関連製品の取扱い増加もあり、貨物自動車運送事業全体では、増収となった。
港湾運送事業は、関東地区では、建設機械の取扱い減少があったが、、化成品やプラント設備、発電用原料の取扱い増加があり、港湾運送事業全体では、増収となった。
倉庫業については、関東地区では、化成品やIT機器の取扱い増加があったが、医薬品や日用雑貨、木質ペレットの取扱い減少があった。中部地区では、住宅設備機器の取扱い増加があった。関西地区では、合成樹脂や日用雑貨の取扱い減少があり、倉庫業全体では、わずかながら減収となった。
鉄道利用運送事業については、穀物やロ－ル紙の取扱い増加があり、増収となった。物流附帯事業については、外航船収入では、プラント設備の取扱い増加があり、増収となった。
内航船収入では、発電用原料や穀物の取扱い増加があり、増収となった。梱包収入では、機械部品の取扱い増加があり、増収となった。物流附帯事業全体では、増収となった。
通期は、売上高1550億円（10.6％増）、営業利益160億円（21.2％増）、経常利益165億円（15.6％増）、親会社に帰属する当期純利益120億円（23.2％増）を見込んでいる。
中央倉庫 決算／4～9月の売上高3.5％増、営業利益20.4％増
