鴻池運輸が11月11日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高1696億8900万円(前年同期比9.1%増)、営業利益120億1900万円(46.9%増)、経常利益121億1600万円(39.1%増)、親会社に帰属する当期純利益97億2200万円(75.7%増)となった。
セグメント別にみると、複合ソリューション事業は、空港関連での国際旅客便の復便および単価アップの獲得、食品プロダクツ関連での倉庫・輸送取扱量の増加や新拠点の稼働などがあり、売上高1086億1200万円(7.9%増)。
営業利益は、空港関連での取扱量増加に伴う黒字転換などにより115億9100万円(39.6%増)だった。
国内物流事業は、食品関連(定温)の取扱量の増加や単価アップの獲得、生活関連(物流)での通販品の取扱量の増加により、売上高278億4100万円(4.4%増)、営業利益17億8700万円(13.4%増)だった。
また国際物流事業は、航空貨物運賃市況の回復や米国冷凍冷蔵倉庫等での取扱量の増加、メキシコ子会社の連結化により、売上高は332億1500万円(17.8%増)。営業利益は、取扱量の増加や新規連結の効果等により23億7100万円(54.7%増)となった。
通期は、売上高3470億円(10.1%増)、営業利益215億円(29.2%増)、経常利益215億円(26.2%増)、親会社に帰属する当期純利益165億円(45.4%増)を見込んでいる。
センコーGHD 決算/4~9月の売上高9.1%増、営業利益14.1%増