川崎汽船は12月2日、インド国営の天然ガス供給会社GAIL社と、新造LNG船1隻の長期定期傭船契約を締結したと発表した。サムソン重工業と造船契約も締結した。
＜左からGAIL社のS.Bairagi, Executive Director、川崎汽船の金森聡 常務執行役員＞
GAIL社と川崎汽船が新造船をベースに長期定期傭船契約を締結するのは初めて。新造船は2027年から、主にGAIL社へのLNG供給輸送に従事する予定。
川崎汽船は1983年に日本籍で初めてのLNG船を就航させてから、約40年間にわたりLNG船事業のノウハウとネットワークを蓄積してきた。
その経験や、安全で最適な運航サービスなどが評価され、締結に至った。
■新造船主要目
造船所：サムソン重工業
竣工時期：2027年（予定）
全長：約290m
型幅：45.8m
タンク容積：17万4000m3
推進機関：2ストロークエンジン
速力：19.5ノット
