パナソニックコネクトは12月10日、前平 克人氏と藤井 宏之氏の2名が新たに公式エバンジェリストに就任したと発表した。
<新しいエバンジェリストに就任した左から前平 克人氏、藤井 宏之氏>
企業のSCM戦略 エバンジェリストに就任した前平 克人氏は、製造、流通、物流業界におけるSCM改革の課題に対し、SCMコンサルティングのエキスパートとして、経営課題分析、SCM戦略の立案から導入、実行管理に至るまで一気通貫で適切なアドバイスを行い、経営層と現場をつなぎ実現できる改革の推進について提言する。
また、パナソニック コネクトでは、製造業で培ったインダストリアルエンジニアリング(IE)の知見とDXの融合および買収したBule Yonderのソリューションによる、オートノマス(自律的な)サプライチェーンの実現を目指している。パナソニック コネクトの目指すサプライチェーン改革と、これまで外資系コンサルティングファームのパートナー(役員)として企業のSCM改革を100社以上支援してきた前平の経験を活かし、顧客のSCM戦略を支える。
企業のIT戦略 エバンジェリストに就任した藤井 宏之氏は、パナソニック コネクトにおいて約30年IT部門で社内情報システム全般に従事し、コロナ禍時のテレワーク急拡大に伴うペーパレス化、自動化の対応から昨今のクラウドシフト、合わせて、クラウドシフトに伴うセキュリティ強化を実現してきた。
今後、企業のICTの戦略立案やサイバーセキュリティ対応、DX、情報システムのBPR(Business Process Reengineering)やBPO(Business Process Outsourcing)(※6)といった取り組みを支援し、これからのIT部門に求められる変革と直面する課題解決へのソリューションを具体的に提示する。
なお、エバンジェリストは業界や技術に対する深い知識や経験を持つエキスパートのこと。多様な「現場」で蓄積してきた独自の知見を基に、顧客の「現場」に寄り添うことで、困りごとの解決をサポートするのが主な業務となる。