丸全昭和運輸は12月11日、三井化学、ニヤクコーポレーション、安全運輸との共同で、日本物流団体連合会が主催する「第1回モーダルシフト優良事業者大賞表彰」の「連携・協働部門」を受賞したと発表した。
賞は、日本物流団体連合会が創設したモーダルシフト取り組み優良事業者を公表・表彰する制度で、12月9日に表彰式が行われた。
神奈川県川崎市にある生産委託先工場から福岡県大牟田市の工場までのトラック輸送を鉄道輸送に全量転換させたことが評価され、受賞となった。
従来は三井化学が直接トラック輸送手配を行っていたが、鉄道輸送では管理が広範囲になる為、当該製品の3PL化を実施。4社にて連携・協働した結果、トラックでの長距離輸送のドライバー運転時間を大幅に減らし、持続可能な輸送スキームを構築した。
今後も丸全昭和運輸は、物流の効率化や、業務の安全性の向上等に取り組み、持続的・安定的な物流を提供し、社会に貢献する企業を目指すとしている。
味の素、F-LINE/モーダルシフト優良事業者賞、連携・協働部門を受賞