神戸市は1月6日、神戸電鉄での貨客混載事業の実証実験を行うと発表した。
実験は、神戸電鉄、「JA兵庫六甲 農協市場館 農野花」の運営事業者(ジェイエイファーム六甲)、道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」の運営事業者(北神地域振興)、「神鉄食彩館」の運営事業者(神鉄エンタープライズ)、及び神戸市の5者が連携して行う。
実施期間は2025年1月11日よりおよそ半年間。北区の岡場駅から新開地駅まで農作物を貨客混載で配送、新開地の神鉄食彩館(新開地店)にて販売する予定だ。
なお配送は、利用客の少ない時間帯とし、運行の安全確保と乗客の乗降を最優先する。
この取組みでは、鉄道輸送による新たな価値創造を目指すほか、新開地エリアの活性化や地産地消の推進、トラック配送の代替によるCO2の削減等、SDGsの取組みに貢献していくとしている。
■実証実験の概要
実施日程:2025年1月11日(土)~ 7月末
輸送区間:岡場駅から新開地駅まで
主催:神戸電鉄
協力:神鉄エンタープライズ(神鉄食彩館 運営事業者)、ジェイエイファーム六甲、兵庫六甲農業協同組合(JA兵庫六甲 農協市場館 農野花 運営事業者)、北神地域振興(道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢 運営事業者)、神戸市