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北海道コカ・コーラボトリング/「共同中継輸送」の実証実験を実施

2025年01月20日/3PL・物流企業

北海道コカ・コーラボトリングのグループ会社である幸楽輸送と苫小牧埠頭は1月20日、長距離輸送におけるトレーラー交換方式による幹線中継輸送の実証実験を、北海道音更町及び北海道芽室町を中継地点として北海道道央圏~北海道釧路圏にて実施すると発表した。

<現状と中継輸送の比較図>
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物流業界では、ドライバーの長時間労働が深刻化しており、拘束時間の長さや身体的負担の大きさがドライバー不足に繋がっている。そのような中、一つの行程に中継地点を設けて複数のトラックでトレーラーを交換しながら輸送する「中継輸送」は、ドライバー1人当たりの拘束時間や運転距離が短縮されるとともに、荷主は労働環境を守りつつ、荷物を目的地に運ぶことができると期待されている。

これまでも、「中継輸送」は同一運送事業者で既に取り組まれている運行方法ではあるが、今回は異なる運送事業者を組み合わせた実証実験となる。

実証実験の目的をドライバーの労働環境改善と輸送効率向上を目指し、今後の実用化に向けた課題の抽出とし、期間は1月20日~2月17日まで。

主な検証項目は、1日1便(道央圏発1便/日、釧路圏発1便/日)を運行し、事前に合意したスケジュール通りに 運行できるかの検証。また、往復において異なる荷主の貨物を輸送した場合の役割分担や責任区分の確認と課題の検証を行う。

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