ハマキョウレックスが1月31日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高1109億7800万円(前年同期比5.6%増)、営業利益106億1500万円(8.4%増)、経常利益112億7000万円(11.1%増)、親会社に帰属する当期純利益68億7900万円(11.8%増)となった。
物流センター事業の売上高は715億800万円(7.1%増)、営業利益は92億9200万円(12.8%増)となった。
増収増益の主な要因は、物流センター運営の充実と前連結会計年度及び当連結会計年度に受託した新規センターが順次業績に寄与したこと、2023年6月に京阪久宝HD、2023年7月にサカイアゼットロジを子会社化したことによるもの。
新規受託の概況は、13社の物流を受託している。
稼働状況については、前期受託した4社を含めた17社のうち13社が稼働している。残り4社については、第4四半期以降の稼働を目指して準備を進めていくとしている。
なお、物流センターの総数は、191センターとなっている。
貨物自動車運送事業の売上高は394億7000万円(3.1%増)、営業利益は13億600万円(15.7%減)となった。
増収の主な要因は、企業グループの子会社において孫会社の取得があったこと、運賃値上げ交渉による効果があったこと等によるもの。
減益の主な要因は、前期に発生した一過性の利益計上がなくなったこと、当期に外注費等のコスト増加による影響があったことによるもの。
通期は、売上高1460億円(3.9%増)、営業利益129億円(2.6%増)、経常利益138億円(5.1%増)、親会社に帰属する当期純利益86億円(3.6%増)を見込んでいる。
飯野海運 決算/4~12月の売上高5.1%増、営業利益4.1%減