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プロロジス/茨城県古河市に1.15万m2のHAZMAT倉庫10棟を起工

2025年02月04日/物流施設

プロロジスは2月4日、茨城県古河市にてHAZMAT倉庫「プロロジスパーク古河7」の起工式を行った。

<「プロロジスパーク古河7」外観イメージ(右手前の10棟)>
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「プロロジスパーク古河7」は、「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」のエリア(総敷地面積約17万7000m2)内に開発する。

竣工は2026年2月の予定で、約2万2500m2の敷地に延床面積約1万1500m2のHAZMAT倉庫10棟を建設する予定だ。

施設には泡消火設備を装備し、コンプライアンス順守の観点から安全な保管場所の需要が急増しているリチウムイオンバッテリーや化粧品、アルコール類などの保管にも対応可能だ。

開発地は、関東地方のほぼ中央に位置する北利根工業団地内に立地し、国道・高速道路を利用して、東西南北の主要都市・港・空港まで約1時間で到達可能。

圏央道「五霞IC」と「境古河IC」からは約10分で、関東全域、東北方面や関西方面へのアクセスもしやすい立地だ。自動車30分圏内にはJR宇都宮線沿線の住宅地があるなど、雇用にも有利な地域となる。

<参考:プロロジスパーク古河6(手前)とプロロジスパーク古河4(奥の建物)>
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エリア内に2024年12月に竣工したHAZMAT倉庫「プロロジスパーク古河6」は、危険物第四類と第二類の利用が可能となっている。

「プロロジスパーク古河7」の開発で、「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」のHAZMAT倉庫は19棟となるほか、隣地の「プロロジス 古河プロジェクト フェーズ1」では、現行で10棟のHAZMAT倉庫が存在しており、合わせて29棟のHAZMAT倉庫が稼働することになる。

危険品の対象商品が年々増える中、企業の遵法意識も高まり、HAZMAT倉庫の需要も上がっている。あくまでプロロジスは常温倉庫を基本としながら、危険物倉庫を併用することによる入居企業の経費削減という側面から、付加価値としてHAZMAT倉庫の建設を進めている形だ。

<プロロジスパーク古河4の2階倉庫。天井が6.3mで一般的な5.5mよりも高い>
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「プロロジスパーク古河4」の一部と「プロロジスパーク古河6」の全棟については、2024年9月に丸和運輸機関と賃貸契約を締結している。普通品と危険品を同じ敷地内で一体運用できる利便性が、両施設への入居を決定づけた要因だという。

なお、「プロロジスパーク古河7」および「プロロジスパーク古河4」の残区画については、引き続き入居企業を募集している。

<プロロジス 山田 御酒 社長>
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山田御酒社長は、HAZMAT倉庫を併設している点について「倉庫が飽和しつつある昨今では、ただ広いだけでは選ばれず、価格競争になってしまう。あくまでもドライ倉庫(常温倉庫)をメインとして、顧客の需要に応える形でHAZMAT倉庫を付加価値として戦っていきたい」と述べた。

■「プロロジスパーク古河7」概要
名称:プロロジスパーク古河7
開発地:茨城県古河市北利根
敷地面積:約2万2500m2(約6800坪)
計画延床面積:約1万1500m2(約3400坪) ※HAZMAT倉庫棟 10棟合計
構造:地上1階建、鉄骨造
着工:2025年2月
竣工予定:2026年2月

■プロロジス古河プロジェクト
・フェーズ1
プロロジスパーク古河1
プロロジスパーク古河2
プロロジスパーク古河3

・フェーズ2
プロロジスパーク古河4
プロロジスパーク古河5
プロロジスパーク古河6
プロロジスパーク古河7

ESR/弥富木曽岬DCの自主防災研修会に地域住民約140名が参加

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