昭和産業は、家庭用油脂製品および業務用油脂製品の価格改定を4月1日納品分より実施すると発表した。
世界的に旺盛な油脂需要に下支えされた食用油主要原料相場(大豆・菜種他)の高止まり、不安定な為替相場、カナダ産菜種油分低下に伴う歩留悪化など、油脂原料コストは大きく上昇。
さらに、包装資材費やユーティリティコスト、さらには物流経費や外注人件費などの諸経費と、製品を製造し顧客へ届けるためにかかる、様々な費用の上昇が続いており、食用油を取り巻くコスト環境は非常に厳しい状況から製品価格の改定を実施することにしたもの。
■概要
実施時期:4月1日納品分より
対象商品、改定内容
家庭用食用油:20%以上の価格引き上げ
業務用食用油、ミニローリー、加工用バラ:20%以上の価格引き上げ
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