キリングループロジスティクス(KGL)は3月25日、「2024年度キリングループロジスティクス大賞」発表会を3月14日にキリングループ本社で開催した。
同社では社会的功績により会社の名誉となる行為、また、有益な創意工夫、改革、チャレンジ、安全・衛生などの観点において業務遂行上、非常に高い効果を上げた案件を「グループの部」「個人の部」に分けて「キリングループロジスティクス大賞」として表彰する制度を設けている。
2024年度はグループの部で12件が受賞。コスト削減や最適化のほか、「モーダルシフト・バウンド輸送による長距離トラック幹線輸送対応の実現」「3PL顧客の2024年問題対応」など、2024年問題で懸念される輸送力不足への対応や現場改善に向けた取り組みも評価された。
個人の部は全社員を対象とする“カイゼン”提案の件数および内容において、最も高く評価された1名が受賞した。
発表会では、受賞者から案件の取り組み内容や成果をプレゼンテーション、質疑応答を行った。また、今後の取り組みに活かせるよう、WEB会議システムで中継した。
KGLの安藤弘之社長は「受賞案件は、準備力・連携力・変化対応力を高いレベルで発揮して取り組んだ成果であり、大変嬉しく思う。また、案件の内容・成果のレベルも年々向上しており、次年度の大賞エントリーも今から楽しみにしている」と講評した。