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霞ヶ関キャピタル/埼玉県越谷市で1.4万m2の冷凍自動倉庫を着工

2025年04月01日/物流施設

霞ヶ関キャピタルは4月1日、アセットマネジメント業務を受託している「LOGI FLAG TECH 越谷I」が着工したと発表した。2027年5月竣工の予定。

<物件イメージバース>
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「LOGI FLAG TECH 越谷I」は、約1万パレットを収納できる冷凍自動倉庫。2層構造の立体倉庫で、1層目が両面バースで効率よく作業できる+5℃帯の荷捌きエリア、2層目は天井吹き抜け高さ25mで自動ラックを設置する、-25℃帯の冷凍保管エリアとなっている。冷凍保管エリアは自動化されているため、日常的な作業で人間が立ち入る必要性がない施設構成だ。

立地としては、越谷市流通団地内に位置し、国道4号線のアクセスも良好。東京外環自動車道「草加IC」から約6.8km、常磐道「三郷IC」から約10.7km、東北自動車道「浦和IC」から約11.2kmと、関東圏の交通における大動脈となる道路が至近する高い交通利便性を有している。

また、都心まで25km圏内に位置し、道路の混雑状況に合わせて配送ルートを選択できる立地であるため、首都圏の大型消費地へ効率的な輸送が可能。配送優位性でも高いポテンシャルを有した物流適地となっている。

2030年のフロン規制を見据えて自然冷媒を用いた冷却機を採用したほか、屋根に太陽光発電パネルを敷設、再生可能エネルギーを用いて電力供給が可能な環境配慮型の施設としても計画されている。

■計画概要
物件名称:LOGI FLAG TECH 越谷I
所在地:埼玉県越谷市流通団地2-1-5
交通:東京外環自動車道「草加IC」約6.8km、常磐道「三郷IC」約10.7km
敷地面積:6852.49m2(2072.87坪)
延床面積:1万4361.81m2(4344.44坪)※吹き抜け構造のため仮想床での面積
パレット数:1万2パレット
竣工予定:2027年5月
建物構造:鉄骨造3階建
設計:コンストラクションマネージメントジャパン
施工:大末建設 東京本店、ダイフク

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