三菱ロジスネクストは7月16日、無人搬送車(AGV)「ARTsmf」がドイツの国際的な賞「レッドドット・デザイン賞」を受賞したと発表した。
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受賞したのは、欧州のグループ会社Mitsubishi Logisnext Europe Oy(フィンランド)で設計されたAGVで、欧州はじめ北米やアジアで販売されているもの。
「ARTsmf」は、新たに追加したショートフレーム仕様で、より狭い幅2.85mの通路でも運用でき、最大10mの揚程と1600kgの積載能力を維持しつつ、スペース効率の高い倉庫に対応できる。
既存の倉庫レイアウトを変更せず導入でき、コスト削減と環境負荷の軽減にもつながる。
また、安全に関する最新の国際規格ISO3691-4:2023に準拠。有人フォークリフトと連携して作業させることができ、「人機協調」を実現するという。
三菱ロジスネクストグループは、グローバル市場での様々な物流課題に対し、AGVを活用したソリューション提案を強化するとともに、販売拡大を目指す。
三菱ロジスネクスト/愛知機械テクノシステムのAGVブランドを販売協業