センコーは7月15日、静岡県富士市で「新富士第2PDセンター」の竣工式を行った。
新センターは地上3階建て、延床面積2万662m2。エレベーターや垂直搬送機のほか、接車バースは27台分を備えた。
所在地は、新東名高速道路「新富士IC」から200m、東名高速道路「富士IC」から2.5kmの好立地。関東、中部、甲信越への高速が整備されているため、各方面へのアクセスが良い。
また富士市の内陸部、高台に位置し、津波・洪水に強いBCPに対応した物流拠点となる。アクセスの良さを生かし、静岡・山梨エリアの保管・配送拠点として運用する計画だ。
センコーは、中長距離の輸送能力不足が懸念される中、中継拠点の開設を進めている。2025年2月には「TSUNAGU STATION浜松」のサービスを開始し、関東地方と関西地方の中継地点とした。
これに続き、新センターも、「TSUNAGU STATION新富士」として、主に北関東地域と名古屋の中継拠点として活用していく考え。
■施設概要
所在地:静岡県富士市大渕字辻畑2690-1
建物構造:S造 地上3階建
敷地面積:1万9645m2
延床面積:2万662m2
主要設備:エレベーター2基、垂直搬送機2基、ドックレベラー 1基、クライミングレベラー1基、接車バース27台
センコー、福山通運/TSUNAGU STATIONを活用し、共同中継輸送開始