ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は9月2日、広島県の呉事業所で建造していた次世代省エネ型バルクキャリア「JESSICA W(ジェシカ ダブリュー)」を引き渡した。
「JESSICA W」は、パナマックスバルクキャリアの次世代船として開発された「G-Series 80800 DWT型」の更なる発展形「J-Series 82400 DWT型」の第18番船。
NOx(窒素酸化物)排出規制など最新の規則を織り込んだうえで、JMU独自の省エネ技術を生かし載貨重量の増加と燃費低減を両立している。
温室効果ガス(GHG)排出規制である EEDI(エネルギー効率設計指標)ではPhase2レベルに達しており、環境ニーズにも配慮している。
■本船概要
主要寸法:全長226.17m、幅32.26m、深さ20.20m
総トン数:4万4618
載貨重量:8万2352トン
航海速力:14.5ノット
主機関:MAN B&W 6S60ME-C8.5-EGRBP 1基
定員:25名
船級:NK
船籍:パナマ