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ラピュタロボティクス/NX小牧流通センターにAMR導入、生産性2.5倍に

2025年10月01日/IT・機器

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ラピュタロボティクスは10月1日、日本通運のNX小牧流通センターへ協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を納入し、稼働開始から3か月で出荷工程の生産性を約2.5倍向上したと発表した。

<稼働中のピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」>
1001rapyuta1 - ラピュタロボティクス/NX小牧流通センターにAMR導入、生産性2.5倍に

1001rapyuta2 - ラピュタロボティクス/NX小牧流通センターにAMR導入、生産性2.5倍に

物流業界において人手不足が深刻化するなか、NX小牧流通センターでは出荷工程が熟練者の経験に依存しており、省人化と標準化が重要な課題となっていた。

両社は現場でのデモや検証を重ね、従来の台車ピッキングからラピュタPA-AMR利用によるピッキング工程の改善に取り組んだ。

その結果、大きな定量効果として、新人からベテランまで安定した作業品質を確保し、省人化と業務標準化を同時に実現。導入から3か月の稼働で生産性が42.9件/時間から110.8件/時間となり、約2.5倍に向上。従来の出荷キャパシティを大幅に拡張し、今後の取扱量増加にも柔軟に対応できる基盤整備に繋がった。

また作業面でも、新人とベテランの作業スピード・精度の差を大幅に縮小。経験に依存しない安定したオペレーションを実現した。省人化により人員配置の最適化にも繋がり、教育コストや負担を抑えながら、短期間での定着に成功したという。

今後は、WMS改修を進めることで、対象業務を現状の500行/日から1000行/日へ拡大し、さらなる効率化と品質向上を同時に実現していきたい考えだ。

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