東海電子は11月10日、運輸安全・交通オープンデータ活用AIプロジェクト“運輸安全AIラボ”の第2弾として「Scooply(スクープリー)」の提供を開始したと発表した。
スクープリーは、全国の警察が公表している事件・事故・犯罪情報をAIで集約、リアルタイムで可視化するサービス。
都道府県や期間、キーワード検索で実際の事故や事件のレポートを閲覧できるようにすることで、統計表やグラフでは感じ取れない事件・犯罪のリアルさを伝え、事故や犯罪への「危険感受性」を上げることを目的とする。
現在は無償での提供となるが、今後AIモデルの完成度が上がっていけば、有償化する予定だという。将来的には、AIを使ってさまざまなバックデータ・ビッグデータ解析し、事件や犯罪が発生する場所や時刻を予測することも目指すとしている。
東海電子/オープンデータを活用した「運輸安全AIラボ」を始動
