ZAICO/「発注」と「実在庫」がシームレスに繋がる新サービスを発表

2025年12月02日/IT・機器

ZAICOは12月2日、クラウド在庫管理システム「zaico」の新たな拡張サービスとして、発注業務の効率化を支援する「zaico発注管理」の提供を開始したと発表した。

<発注業務の効率化を支援する「zaico発注管理」>
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2025年10月にリリースした「zaico受注管理」に続き、同社が推進すZSCM(zaico サプライチェーンマネジメント)構想の新たな一歩となるプロダクトだ。

2025年10月に「zaico受注管理」を先行リリースし、受注業務のデジタル化に取り組んできた。今回の「zaico発注管理」は、その流れを継ぎ、発注業務の効率化を実現するサービスとして提供を開始するもの。

さらに、同社は現在、受注・発注・在庫管理をシームレスにつなぐ基盤として、ZSCM(zaico サプライチェーンマネジメント)構想を実現するため、段階的にサービスリリースを行なっている。「zaico受注管理」に続き、このサービスはその第二ステップを担う重要なプロダクトと位置づけている。

ZSCM(zaico サプライチェーンマネジメント)とは事業者同士が相互につながり、サプライチェーン全体を効率化・最適化するための仕組み。zaico上で受注・発注と在庫管理を一貫して行えるだけでなく、必要に応じて取引先の在庫状況や商品情報を共有し合うことで、モノのやりとりをスムーズかつ効率的に進められるネットワークの構築を目指している。

<これまでの課題と「zaico発注管理」の効果>
20251202zaico2 - ZAICO/「発注」と「実在庫」がシームレスに繋がる新サービスを発表

「zaico発注管理」により、発注情報の一元管理や実在庫との自動連携が可能となり、ミスの低減、帳票フォーマットの統一、履歴確認の効率化など、発注業務全体の正確性と生産性向上が期待される。

なお、今後の展開では、zaico受注管理・zaico発注管理の相互連携をさらに強化し、取引先とのデータ共有や実在庫情報のリアルタイム連携を可能にすることで、企業間のモノの情報がスムーズに流れる基盤づくりを進めていく。

加えて、自動化やAIの活用による在庫最適化など、在庫管理現場の生産性向上につながる機能の拡張にも継続して取り組んでいくとしている。

ZAICO/在庫管理システムに拡張機能サービス、手書き注文書を自動入力

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