ジーンズのリーバイ・ストラウスジャパンは1月18日に発表した2011年11月期決算で、過剰在庫の適正化が進んだと公表した。
今期課題として、市場在庫と保有在庫の適正化に取り組み、その過程で商品調達の大幅な削減と卸売チャネルへの大幅な商品の投入カットを行ったため市場在庫はほぼ適正水準に是正された。
社内の長期滞留在庫についても直営店であるアウトレットで販売促進を進めた結果、12億1300万円と前期末と比較してほぼ半減した。
直営店の販売比率の増加に加え、リーバイスグループのグローバル調達によるコスト削減努力、親会社とのロイヤリティの減免契約の締結が功を奏し返品調整引当金繰入前の売上総利益率が前期の36.1%から45.2%と改善した。
来期でも上期においては引き続き市場在庫の更なる適正化を行い、その適正レベルが維持できるように年間を通じて市場の販売状況に応じた商品の投入を行う。
会社の対処すべき課題として、新規カテゴリーの開拓、それに伴う商品の需要予測の精度向上、在庫管理の最適化を図る必要があるとしている。
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