ユーグレナとマレーシアのPETRONAS社、イタリアのEnilive 社は7月26日、マレーシアにおいてバイオ燃料製造プラントを建設・運営するプロジェクトに関して、最終投資決定を行ったと発表した。
プラントは、マレーシアのジョホール州に位置するPETRONAS社の石油・石油化学コンプレックスPengerang Integrated Complex(PIC)内で建設する予定。
3社は、PETRONAS社の子会社であるPETRONAS Mobility Lestari Sdn Bhd(PMLSB)とEnilive社を筆頭株主とする合弁会社をマレーシアに設立し、同プラントの建設・運営を行う予定。
プラントは2028年下期までの稼働開始を目指しており、バイオジェット燃料(SAF)、次世代バイオディーゼル燃料(HVO)を生産し、各パートナーの得意分野を活かしながら、世界の航空・輸送業界で拡大しているバイオ燃料需要に応えていく計画。
今後、2024年第4四半期に建設を開始する予定で、完成後は年間約65万トンの原料処理能力でSAF、HVO、バイオナフサを製造する。
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