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セイノーHD 決算/4~6月の売上高21.2%増、営業利益40.6%増

2025年08月07日/決算

セイノーHDが8月7日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高1995億7100万円(前年同期比21.2%増)、営業利益92億500万円(40.6%増)、経常利益98億1200万円(41.2%増)、親会社に帰属する当期純利益56億5300万円(76.9%増)となった。

セグメント別に見ると、輸送事業の売上高は1550億200万円(29.0%増)、営業利益は62億7000万円(75.1%増)だった。

主力の特積み事業では、全国展開する路線ネットワークを活かし、強みを持つ長距離・高重量帯を中心に適正運賃収受を進めるとともに、取扱貨物量に相関した運行体制の構築など費用の適正化に努め、各政策の実行を推進。

一方、物価高の影響による国内の個人消費の冷え込みなどにより、取扱貨物量は伸び悩んだ。また、定年などの退職者に対し新規採用が伸びずドライバーが不足したことに加え、「2024年問題」に伴うドライバーの時間外労働の上限規制によって、傭車・外注費は増加した。

しかし「2024年問題」を変革の好機とし、企業の垣根を超えた幹線輸送の共同運行や、非効率な地域の輸送を相互に補完し合うなど、業界全体の効率化を図る取り組みを加速させ、長期的かつ継続的な輸送品質の確保にも注力してきた。

そのほか、先期の10月に新規連結となったMDロジスの増収効果もあり、増収増益となっている。

通期は、売上高8137億円(10.4%増)、営業利益376億円(25.8%増)、経常利益383億円(36.2%増)、親会社に帰属する当期純利益220億円(14.3%増)を見込んでいる。

セイノーHD/3月期の売上高14.7%増、営業利益27.7%増

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