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SGHD 決算/4~6月の売上高9.8%増、営業利益10.5%減

2025年08月08日/決算

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SGホールディングス(HD)が8月8日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高3674億400万円(前年同期比9.8%増)、営業利益174億5400万円(10.5%減)、経常利益178億7800万円(8.2%減)、親会社に帰属する当期純利益101億5000万円(18.2%減)となった。

セグメント別のデリバリー事業は、売上高2517億700万円(1.7%増)、営業利益137億300万円(23.1%減)だった。

取扱個数は主にBtoCの荷物を中心に全体としては減少したが、BtoBの荷物はプラス基調にあるなど、回復傾向にある。

また、4月に関西国際空港に国際貨物専用センター「SAGAWAグローバルECセンター関西」を新設したことなどにより、BtoCの荷物のうち越境ECの取り扱いが増加。

平均単価は、取引ごとの適正運賃収受の取り組みを継続し、前年同期と比べ上昇した。

ロジスティクス事業は、売上高513億7900万円(150.1%増)、営業利益19億7400万円(121.9%増)だった。

2025年3月期第3四半期連結会計期間から業績に含めているC&FロジHD(名糖/ヒューテック)の影響により、売上高が増加。連結効果を除いても、既存の国内3PLの適正料金収受や生産性向上による収益拡大で、増収増益となった。

グローバル物流事業は、売上高494億5500万円(5.6%減)、営業利益1億3300万円(前年同期は6億9500万円の営業損失)だった。

前連結会計年度に獲得した新規顧客の定着などにより、海上輸送は取扱数量が増加した一方、運賃は前年並み。航空輸送は、紅海の通航回避による業績への影響が一巡したことなどから、取扱数量・運賃ともに前年をやや下回ったが安定的に推移した。

なお、グローバル物流事業は2026年3月期から報告セグメントの区分に新設。これまでロジスティクス事業に区分していたフォワーディング事業や海外3PL事業が含まれる。

通期は、売上高1兆6530億円(11.7%増)、営業利益920億円(4.7%増)、経常利益900億円(1.3%増)、親会社に帰属する当期純利益570億円(1.9%減)を見込んでいる。

SGHD/2月のデリバリー事業取り扱い個数7.3%減

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