タカセが8月14日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高19億8700万円(前年同期比1.6%増)、営業利益1600万円(51.7%増)、経常利益2800万円(31.4%増)、親会社に帰属する当期純利益1200万円(14.1%減)となった。
セグメントごとの業績は、総合物流事業では、期初からの収受価格の改定による増収効果に加え、海外現地法人において、前年同期間と比較して主要顧客の業務取扱量が増加したことにより、売上高が19億7200万円(2.2%増)。営業利益は、売上高が増加したこと、収受価格改定により営業利益率が改善したことから、700万円(173.6%増)だった。
運送事業は、一部既存顧客の業務取扱量が減少したことにより、売上高7200万円(2.5%減)。営業利益は、売上高減少の影響を受けつつもコスト削減効果により、200万円(11.2%増)となった。
流通加工事業では、国内物流業務取扱量の増加により売上高2億5600万円(0.5%増)、営業利益は売上高の増加に加え、コスト削減により営業利益率も改善し、100万円(369.8%増)だった。
通期は、売上高86億円(3.1%増)、営業利益2億円(151.8%増)、経常利益2億3000万円(96.3%増)、親会社に帰属する当期純利益1億8000万円(16.1%増)を見込んでいる。
遠州トラック 決算/4~6月の売上高1.9%増、営業利益2.2%増