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ニチレイロジグループ/マレーシアICCL Groupの発行済み株式取得で契約締結

2025年10月03日/国際

PR記事

ニチレイロジグループ本社は9月26日、マレーシアで低温物流事業を展開するICCL Groupの発行済み株式を取得する株式譲渡契約を締結した。

手続き完了は2025年12月頃を予定しており、完了後はICCL Groupがニチレイロジグループの一員に加わる見込み。

ニチレイロジグループは、今期からスタートした中期経営計画「Compass×Growth 2027」で、収益力強化と資本効率向上を掲げ、海外事業ではオーガニックとインオーガニックによる事業成長を目指している。

マレーシアには2018年に進出し、「NL Cold Chain Network(NLCCN)」と「NL Litt Tatt Group(NLLTG)」への出資を通じて、同国内での保管・運送一貫サービスの提供に力を入れてきた。

ICCL Groupは、マレーシア第2の都市ペナン州に多温度帯の対応が可能な自社倉庫や、冷凍トラック・トレーラーなどの自社車両を有しており、国内や周辺国でのコールドチェーン物流を展開。

今回の株式取得を通じて、NLCCN、NLLTGとの協業によるマレーシア国内でのさらなる事業拡大を推進する。

加えて、ICCL Groupが持つクロスボーダー輸送機能を活用し、ニチレイロジグループが進出しているタイやベトナム拠点との連携による機能強化を図り、ASEANでのプレゼンス向上を目指す。

■ICCL Groupの概要
商号(ICCL Groupは以下3社の総称):「Integrated Cold Chain Logistics Sdn. Bhd.」「 Kris Sdn. Bhd.」「ICCL Distribution Sdn. Bhd.」
所在地:ペナン(マレーシア)
設立:2006年
代表者:Kevin Lim Teik Seng
資本金:1300万リンギット(約4.5億円)※グループ連結
売上高:5億600万リンギット(約17.7億円)※グループ連結(2024年12月期)
営業利益:1億1200万リンギット(約3.9億円)※グループ連結(2024年12月期)
主な事業:冷凍・冷蔵・定温倉庫保管(一部保税倉庫)、運送(クロスボーダー運送含む)、フォワーディング(通関代行等)

ニチレイロジグループ/マレーシア企業の連結子会社化手続きを完了

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