東京都立川市に本拠を置く健康家具ブランドEMOOR(エムール)は10月22日、東京都昭島市に物流拠点を開設し、全国の物流を集約。365日出荷と翌日配送を拡大する方針を発表した。
新たな物流拠点は「EMOOR TOKYO BASE」として10月20日から本格稼働し、本社と体験型ショールーム(青山・立川)、倉庫、撮影スタジオのすべてを東京都内に集約した形となる。新拠点の延床面積は約1万586m2、2026年にはさらに増床予定だという。
家具や寝具など大型商品を取り扱う多くの企業が地方に倉庫を構えるなか、エムールは東京に物流を集約した理由として、「東京発ブランド」の信頼性とスピードの両立を挙げている。
自社ブランドの設計から開発、販売、出荷までワンエリアに集約し、圏央道へ30分、中央道20分と全国への広域配送拠点として最適な環境を整備することで、関東圏への当日・翌日配送を強化。展示会・PRイベントとの連動出荷、サンプル配送なども柔軟に対応していく。
さらに複数商品をまとめて出荷できることで梱包・配送コストを圧縮するとともに、拠点集約によりトラック輸送を効率化し、持続可能な物流体制の実現を目指している。
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