日本ロジスティクスシステム協会は11月4日、2025年度物流コスト調査結果(速報値)を公開した。
それによると、2025年度調査(有効回答196社)における売上高物流コスト比率(全業種平均・速報値)は5.36%となり、過去20年間で4番目に高い水準を記録した。
物流事業者からの値上げ要請などを背景に、売上高物流コスト比率は長期的な上昇傾向にある。
調査報告書ではミクロ物流コスト(企業物流コスト)、指数でみた物流コストなどの動向、物流コスト内訳の平均単価の動向、物流危機に関連した課題への対応状況についての要約のほか、アンケート自由回答による物流コスト値上げ要因の分析、物流コスト適正化策について、物流効率化法への対応状況等も紹介している。
■2025年度物流コスト調査結果(速報値)
https://www1.logistics.or.jp/news/news-10535/
JILS/2024年度の物流システム機器総売上高6570億円超で過去最高水準