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エアロネクストほか/人口集中地区で日本初のドローンレベル3.5飛行実証

2025年11月06日/IT・機器

PR記事

エアロネクストとNEXT DELIVERYは11月4日、和歌山市で日本初となるDID(人口集中地区)を含むルートでのドローンレベル3.5飛行の実証実験を行った。

<DIDを飛行し病院で調理された薬膳弁当を配送する物流専用ドローン>
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実証実験では、DID内にある和歌山市内の宇都宮病院で作られた薬膳弁当を、「道の駅 四季の郷公園FOOD HUNTER PARK」まで約10分かけて配送した。飛行距離は片道約4.3㎞で、ルート上のDID距離は250m。

機体はエアロネクストが開発した物流専用ドローンAirTruckで、宇都宮病院調理施設内からのリモートパイロットによる自動遠隔運航で「道の駅 四季の郷公園FOOD HUNTER PARK」の駐車場に置き配したのち、宇都宮病院に戻った。

現在、和歌山市郊外ではスーパーの撤退により高齢者を中心に買い物弱者が増加。山間部にある道の駅「四季の郷公園FOOD HUNTER PARK」では、市内の宇都宮病院の調理施設で作られた地元食材を使った弁当が販売され、高齢者にも人気商品となっているが、人手不足で道の駅への配送が滞り、販売機会の損失と地域経済の不活性化が生じている。

DID地区と山間地域を結ぶドローン飛行ルート構築を通じて、省人化や配送効率化を実現し、宇都宮病院の調理施設で作られる弁当を配送することで、買い物弱者支援と地域経済の活性化の両立を目指すとともに、食品配送で確立されたモデルを将来的に医療分野に応用することも視野に入れている。

NEXT DELIVERY/人口集中地区で初の「レベル3.5飛行」による配送実証実験

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