広島県を拠点に食品物流サービスを展開する河野は11月10日、同社初となる特定技能1号のトラックドライバー（自動車運送業）の在留資格を取得した中国人ドライバーの入社オリエンテーションを実施したと発表した。
＜入社オリエンテーション＞
オリエンテーションは11月6日にプロロジスパーク尼崎で実施。対象者は中国人特定技能1号ドライバーの任帥（ニン スイ）さんだ。
任帥さんは「安全運転を意識し、会社の発展に貢献できるよう頑張ります」と日本語で意気込みを語った。
＜オリエンテーションで資料を見ながら説明を受ける様子＞
河野幹章 社長は「強い決意と真摯（しんし）な姿勢に心を打たれた。新しい環境でのスタートには不安もあると思うが、その思いを力に変えて、ぜひ前向きに取り組んでほしいと思う。会社としても、任帥さんの気持ちをしっかりと受け止め、特定技能ドライバーとして安心して働き、成長できるよう全力で支えていきたい」と述べた。
同社では既にラオス人技能実習生が活躍しており、国籍を超えたチームワークの効果が実感できているという。登録支援機関の協力を得て、新制度をいち早く活用することで、持続可能な人材確保と、多様な人材が活躍できる職場環境の構築を目指すとしている。
ジップラス／外国人ドライバーの免許取得や採用を支援、法人向けサイト開設
