NIPPON EXPRESSホールディングスは12月19日、日本通運が物流Webアプリ「DCX（デジタル・コマース・トランスフォーメーション）」で、倉庫作業の詳細をリアルタイムに把握できる新機能「Operation Insight（オペレーションインサイト）」を提供開始したと発表した。
日々のオペレーションで蓄積される作業データを自動的に集計・分析し、現場改善や顧客への提案に活用できるようにした。
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新機能は、「DCX」を導入している国内外のNXグループの拠点で利用でき、アプリ上で倉庫内の作業実績を随時確認しながら、最適な人員配置や作業手順の改善を行える。
作業時間や実績数量は、自動で計上・集計。作業開始・終了時の打刻操作やExcelなどでの事務処理も要らない。
各拠点で得られたデータはグローバルレベルで集計され、NXグループ全体で知見やノウハウを共有、可視化することで物流の最適化を図り、高品質な物流サービスにつなげる。
これまで現場では、人員配置の最適化やオペレーションの改善が必要でも、作業結果をリアルタイムに把握することが難しく、施策の検討や実行には時間がかかっていた。
そこで「DCX」の新機能を開発。「DCX」に日々蓄積される作業ログを活用し、1時間ごとに作業結果を自動的に集計・可視化できるようにした。倉庫内の作業進ちょくや人員配置を即時に把握し、迅速な改善アクションにつながるという。
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