日本通運は8月29日、物流Webアプリ「DCX(デジタル・コマース・トランスフォーメーション)」を活用した、海外商品の日本向け越境EC物流サービスの提供を開始したと発表した。
新サービスは、海外の販売企業が「DCX」上でECサイトの注文データを取り込み、日本国内への宅配送り状をWeb上で発行できるというもの。
梱包した商品をNXグループ指定の海外倉庫に送るだけで、煩雑な輸出入手続きや関税対応、日本国内での配送手配までワンストップで完結できるのが特徴だ。
さらに、NXグループの海外倉庫で在庫管理や出荷業務の代行も可能なアウトソーシングサービスや、出荷分析(オプション)、AIを活用した出荷予測など、最適な在庫管理や仕入れ計画もサポートする。
近年、日本国内の消費者による海外ECサイトでの購買は拡大を続けており、特に米国からの年間取引額は約3800億円に上るという。一方で、輸送コストの高さや関税手続きの煩雑さが、販売者、購入者双方にとって大きな障害となっていた。
日本通運はこうした課題を解決し、海外EC事業者が日本国内の消費者へ商品をより安価かつスムーズに届けるための新たなソリューションとして同サービスを提案。まずは北米、欧州、南アジアから日本への航空便輸送を対象にサービスを開始し、2026年にはその他のエリアにも順次拡大していくとしている。
日本通運/物流WebアプリでAI活用した出荷予測サービスを提供開始