セブン-イレブン・ジャパンは12月23日、日本ロジスティクス協同組合(27社が加盟)とともに、東京都内で開催された「令和7年度 グリーン物流パートナーシップ会議 物流パートナーシップ優良事業者表彰」で、経済産業省の部門賞である「物流DX・標準化表彰」を受賞した。
<表彰式の様子。左から日本ロジスティクス協同組合 森立郎 理事長、経済産業省 浅井俊隆 大臣官房審議官(商務・サービス担当)、セブン-イレブン・ジャパン 山口繁 物流管理本部長>

取り組みの内容は、「フランチャイズチェーン本部として、物流パートナー各社・加盟店と連携し、納品便の集約や曜日別の納品時間変更による積載率の向上を図るとともに、物流GXにも対応し持続可能なサプライチェーン構築を図る」というもの。
「24年問題を契機とした物流課題解決に向けた多面的な取り組み施策」が評価されたことで、受賞につながった。
効率化の一環として、おにぎりやサンドイッチといった日配品において、夜間納品便を集約することで、積載率と配送員の拘束時間を改善。2025年3月時点で、9500店舗で実施している。
また、納品時間の変更による工夫も実施。新規商品の発売により物量が多い月曜日、火曜日とその他の曜日の納品時間を変更し、物流波動に合わせたコース変更を実施し、積載率を向上した。
こちらは、2025年1月時点で1万1300店舗にて実施している。
セブン-イレブン・ジャパンは、今後も物流課題の解決に向けて継続した取り組みを進めていくとしている。
大塚倉庫、医薬品メーカー10社ほか/物流DX・標準化表彰を共同受賞

