商船三井は2月27日、三菱地所が主導してベトナム北部ハイフォン市で開発を進め、2025年11月に稼働した賃貸倉庫開発事業「Logicross Hai Phong」に出資参画したことを明らかにした。
商船三井がベトナムで賃貸倉庫を保有するのは初めてで、東南アジア地域でのロジスティクス事業展開をさらに加速させる。
商船三井グループは、経営計画「BLUE ACTION 2035」で、海運市況に左右されにくい安定的な収益を確保できる事業ポートフォリオ変革を進めており、ロジスティクス事業での「ロジ・インフラ」分野の強化を重点施策に据えている。
経営計画ではグローバル展開を強化するための地域戦略も推進しており、経済成長が続く東南アジアは重点地域に位置付けられる。
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Logicross Hai Phongは、ベトナム北部最大の深水港であるラックフェン港やカットビ国際空港等に近接し、北部最大の消費地であるハノイや中国国境方面へのアクセスにも優れた「Nam Dinh Vu工業団地」内に位置する。
施設は近代的かつ機能的な設備を備えた汎用性の高い仕様で、あらゆる事業者向けの倉庫保管サービスが可能。
台風など北ベトナム特有の気象条件を考慮した安全性の高い構造に加え、人感センサー付きLED照明や最先端の節水・消火設備を導入しており、国際金融公社(IFC)が認証する「EDGE認証」でEDGE Advancedを取得。ベトナム国内では数少ない環境・倉庫作業者に配慮した最新鋭倉庫になっている。
■Logicross Hai Phongの概要
所在地:ベトナム北部ハイフォン市 Nam Dinh Vu工業団地内
構造:1階建て常温倉庫2棟合計10区画
規模:敷地面積約15万1000m2、延床面積約8万8300m2
竣工時期:2025年10月
出資比率:三菱地所50%、商船三井50%
商船三井出資額:約1600万アメリカドル(約25億円)

