いすゞ自動車は2月3日、10年を超えて使用している大型トラック・バスについて、グリップをつかんだところ破損して転落する事例があったとし、点検・注意を呼び掛けている。
対象車は10年以上使用している大型トラック・バス。グリップにがたつきや打痕・亀裂等の異常を発見した場合には使用にはならず、新品に交換するように、としている。
<グリップ点検個所>
点検のポイントは、まずグリップに打痕や亀裂等が無いか目視する。また、グリップの取り付けにがたつきが無いか確認する。
なお、樹脂製グリップ破損の原因は、長期間の使用により耐候劣化したところに打痕が生じるような何らかの外力が加わったため亀裂が入り、その後の使用により亀裂が進展し破損に至ったことが判明している。