横浜冷凍(ヨコレイ)は7月13日、ロシア民間企業経営者ら14名が横浜市鶴見区の横浜物流センターを7月12日に訪れ、施設見学会と意見交換会を行ったと発表した。
研修には、日本のコールドチェーンの視察見学が加わったため、ヨコレイの冷蔵倉庫が選ばれた。当日は横浜物流センターで、冷蔵倉庫に関する座学研修を行った後、施設見学、意見交換会を行った。
参加者からは同センターの屋上に設置された太陽光パネルや、冷却方法、女性社員の活躍について等、幅広く質問が挙がり、日本のコールドチェーンの水準が高いことに関心が集っていた。
なお、日本政府は1994年以降、ロシアの経済改革支援の一環として、将来のロシア経済を担い、日露経済関係の分野で活躍する人材を発掘・育成するため、さまざまな技術支援を行っており、2004年度以降は日本でのOJT研修も実施している。
これらの主催側事務を外務省より受託しているのが、北海道総合研究開発調査会(通称HIT)であり、今回も同調査会からの意向を受けての開催となったもの。
ヨコレイ/長岡物流センター起工、北信越の冷蔵倉庫収容量アップへ