ラマソフトは11月1日、需要要因をより高い精度で予測・精査する新しいソリューションの「Demand Guru」を発表した。
Demand Guruソリューションでは、どのような特定の市場要因が製品需要に影響するかを迅速かつより適切に定量化できるため、より良い情報に基づいて具体的な分析と精度の高い意思決定が可能になる。
その結果、よりロバスト(変化することを阻止する内的な仕組み)で複雑な需要シナリオを探索したり、繰り返し可能な自動プロセスを構築して需要の変化を捉えることができる。
Demand Guruでは、季節特性からトレンド、製品のライフサイクル、内的・外的要因といった需要の主要な要因を素早く検討し、それに基づいて将来の様々な需要のシナリオをテストすることが可能となる。
これまで、企業が消費者需要をより深く理解し、予測するには、市場の成長予測に対して過去の販売・出荷データを分析するか、単純な長期成長を大まかに推定するしかなかった。
これでは、既に古くなっているデータや、誤った結論を導きかねない情報に基づいて意思決定が行われることになる。
ラマソフトのドン・ヒックス社長兼CEOは、「精度の高い需要のモデル化は、適切なサプライチェーンデザインに不可欠な要素」とした上で、「調達ポリシーから季節傾向、競合企業の動き、気象の影響など、顧客需要のあらゆる推進要因やパターンをより深く理解できるようDemand Guruを開発した。より良い意思決定をこれまで以上に早く行い、全体のデザインプロセスに統合できる」と述べている。
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