ウテナとキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は9月11日、日本包装技術協会が主催する「2018 日本パッケージングコンテスト」で、「化粧品包装部門賞」を受賞したと発表した。
キヤノンITSは、自社が提供する正規品判定クラウドサービス「C2V Connected(シーツーヴィ・コネクティッド)」の導入で、ウテナの模倣品対策に寄与した。
「C2V Connected」は、スマートフォンを利用して誰もが簡単に正規品判定が行えるサービス。
ウテナはキヤノンITSが提供する正規品判定クラウドサービス「C2V Connected」を採用・導入し、2018年4月から出荷の「プレミアムプレサ ゴールデンジュレマスク」「プレミアムプレサ ビューティーマスク」全品に正規品判定用IDタグ(シールラベル)を貼付し、模倣品対策を講じている。
導入効果は既にさまざまな面に表れており、IDタグのスキャンがいつ・どこで行われたというイベントがリアルタイムで可視化が可能になった。今後、その蓄積したデータをマーケティング戦略にも生かせるかを検討していく。