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日本発米国向け海上コンテナ/車両が前年比7割減

2020年06月22日/調査・統計

デカルト・データマインは6月22日、日本発米国向けコンテナ貨物量(実入り)の5月分と、米国発日本向けコンテナ貨物量(実入り)の年4月分の速報値を発表した。

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それによると、日本発米国向け(荷受地ベース)の5月分は3万3477TEU(前年比38.6%減)で、内訳は日本港湾からの直航貨物が2万1710TEU(44.8%減)、日本港湾受けトランシップ貨物が1万1767TEU(54.4%減)となった。

日本港湾荷受け貨物量全体に占めるアジア域内トランシップ率は35.1%、韓国トランシップ率は21.4%となった。直航貨物の落込みが荷受地ベースの落込みに比べて大きくなっているのは、直航貨物主要品目の落込みが影響した結果で、最も落ち込んだ車両(HS87)は前年比69.6%減となっている。

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米国発日本向け(最終仕向国ベース)の4月分は5万8704TEU(20.6%減)で、このうち日本港湾向け(直航)は5万6960TEU(前年比0.2%増)となった。

東航貨物の落込みに比べ西航貨物の落込みは比較的軽微なものとなり、直航貨物は前同比を上回った。

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