国土交通省は3月4日、2009年7月24日から施行された「海賊行為の処罰および海賊行為への対処に関する法律」に基づき、7月28日から2011年2月28日までの実施状況を発表した。
それによると、事前登録は581社(内外国船社は489社)、登録船舶数は5376隻(内外国船社は2854隻)だった。
護衛対象船舶の状況では、海賊対処法による護衛回数は計183回を数えた。また、護衛対象船舶数は合計1555隻(1回平均8.5隻)だった。内訳では、日本関係船舶が377隻(日本籍船が10隻、日本の船舶運航事業者が運航する外国籍船は367隻)、その他外国籍船が1178隻だった。
【PR】セイノー情報サービス/物流改善の基礎を学ぶセミナーを定期開催中