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大田市場/立体荷捌場竣工

2011年04月12日/物流施設

JFEエンジニアリングは4月12日、大田市場に立体荷捌場が竣工したと発表した。

<立体荷捌場>
20110412jfe1 - 大田市場/立体荷捌場竣工

<立体構造とすることで、従来の3倍もの面積を実現>
20110412jfe2 - 大田市場/立体荷捌場竣工

東京青果の子会社、大田市場ロジスティクスセンターが運営主体となり、建設を進めていたもので、施設を立体化させることで、既存の仲卸業社用荷捌場の3倍もの面積を確保し、限られた用地の卸売市場全体の取扱量を拡大した。

市場内にコールドチェーン対応施設を設けることで、鮮度の保持と効率的な物流の両立を実現した。

2階建て施設に対し、最適な能力の青果運搬専用の垂直搬送機とエレベータを設置することで、膨大な物量を迅速にハンドリングでき、取扱量を増大しつつ、1階建て施設と同等の物流効率を維持する。

さらに2階部分の室内を15℃に保つ空調機能を備えた低温荷捌場を配置し、卸売場の入荷から低温荷捌場での仕分・出荷まで鮮度を損ねることなく商品を集配送することを可能とした。これらの同社提案により、大田市場の鮮度保持機能と仕分・配送能力は、大幅に向上した。

■大田市場北口立体荷捌場概要
建設場所:東京都中央卸売市場大田市場(東京都大田区東海3-2-6)
施設仕様:地上二階建て、屋上車輌待機場、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)
延べ床面積:3万㎡

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