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日本トランスシティ/3月期の売上高5.8%増、営業利益14.4%増

2011年05月10日/決算

日本トランスシティが5月10日に発表した2011年3月期の業績は、売上高808億5300万円(前期比5.8%増)、営業利益38億5300万円(14.4%増)、経常利益42億8500万円(20.4%増)、当期利益24億2700万円(16.8%増)となった。

総合物流事業全般の売上高は、前期比6.4%増の797億8300万円の計上となった。

倉庫業は、期中平均保管残高は前期比1.6%減の43万9000トンと減少し、物流加工業務の取扱量も前期に比べ減少した。期中貨物入出庫トン数は、前期比9.6%増の649万6000トンとなり、保管貨物回転率は61.6%(前年同期55.3%)と荷動きは堅調に推移した。

以上の結果、同部門の売上高は、前期比4.8%増の306億1700万円の計上となった。

港湾運送業は、四日市港での完成自動車の取扱量は、輸出、国内とも前期に比べ大幅に増加し、輸入原料の取り扱いも石炭・コークスを中心に堅調に推移した。また、海上コンテナの取扱量は、前期比1.6%増の19万5000本(20フィート換算)となった。

以上の結果、同部門の売上高は、前期比4.2%増の211億2900万円の計上となった。

陸上運送業は、バルクコンテナ輸送にかかる取扱量が前期比4.7%増の20万3000トンとなり、貨物自動車運送の取扱量は前期比2.8%増の751万4000トンと堅調に推移した。

以上の結果、同部門の売上高は、前期比3.8%増の173億1100万円の計上となった。

次期の業績予想は、東日本大震災の影響により、日本経済と世界経済へ大きな影響が予想され、現時点において、合理的な算定が困難であるとして、記載していない。

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