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ハマキョウレックス/3月期の売上高9.3%増、営業利益17.0%増

2011年05月12日/決算

ハマキョウレックスが5月12日に発表した2011年3月期決算によると、売上高855億6500万円(前年同期比9.3%増)、営業利益57億9600万円(17.0%増)、経常利益60億4500万円(20.4%増)、当期利益28億3600万円(18.3%増)となった。

物流センター事業では、当期に14社の物流を新たに受託。前期に受託した2社を含めた16社のうち11社が稼働している。残りの5社は、2011年4月以降順次稼働を進めていく。

また、当期受託した2社は、近物レックスの設備を利用した物流センター。これにより同社を利用した物流センターは5拠点となった。継続して同社の設備を有効利用した物流センター事業の取組みを進めている。

売上高は、399億1100万円(6.1%増)、営業利益は46億2500万円(8.0%増)となった。

貨物自動車運送事業では、近物レックスが、燃料価格高騰の影響により燃料費用が前期比3億4100万円増加したが、収益増加と経営改善により、同社の営業利益は、前年同期比1億8300万円増加。

また、グループ共同営業やエリア別会議の開催により、ハマキョウレックスとの取引は、目標である月額1億円を達成することができた。

今後の近物レックスは、東日本大震災で被害を受けた東北エリア・茨城エリアの復興に全力で取り組み、同業他社に負けない強いエリア作りを進めている。

また、グループ内取引の拡大やグループ内での共同営業、営業担当者を中心とした営業収益確保に向けた取り組みを継続して行っていく。コスト面では、運送に関わる外注費の日々の管理を強化し更なる経費抑制を図っていくとしている。

売上高は、456億5400万円(12.3%増)、営業利益は11億6600万円(74.1%増)となった。

来期の業績予想は、売上高900億円(5.2%増)、営業利益64億円(10.4%増)、経常利益63億5000万円(5.0%増)、当期利益32億円(12.8%増)。

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