日立物流は6月17日、顧客の物流ニーズに対応するため、オーストラリアのメルボルンに現地法人を設立したと発表した。
グローバル事業の拡大を推進する同社にとり、初のオセアニア地域進出で、グローバルネットワークの拡充が実現する。
設立時は、海外展開を推進している生活関連の顧客のオーストラリア国内輸送業務と海上輸入業務が中心となるが、更なる事業拡大に向け、新規3PL案件やその他のフォワーディング案件についても、積極的に受注を目指す。
現在、営業開始の準備を進めており、2011年7月から事業を開始する。
■現地法人の概要
名称:Hitachi Transport System (Australia) Pty. Ltd.
本社所在地:Unit 33/15 Ricketts Road, Mt Waverley VIC 3149
事業内容:3PL 事業(保管・配送等)、輸出入貨物のフォワーディング事業
資本金:100万AUD(約9100万円、換算レート1AUD=91円)
設立年月日:2011年4月18日(営業開始日:2011月7月1日<予定>)
出資者及び出資比率:日立物流:100%
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