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川崎市港湾局/輸出予定の中古自動車から放射線検知

2011年07月03日/調査・統計

川崎市港湾局は7月1日、川崎港で輸出中古車から放射線を検知したと発表した。

6月29日、川崎港東扇島外貿ふ頭にで輸出予定の中古自動車(小型乗用車)1台から、62.6マイクロシーベルトの放射線量を検知した。

車両は、6月29日午前9時半頃、東扇島外貿ふ頭荷さばき地に横浜港近辺からキャリアカーで搬入され、午前10時頃船会社から放射線量測定を要請された検査会社が当該車両の放射線量を測定したところ、53.47マイクロシーベルトの値を検知した。

なお、積込み予定の全ての台数を測定した結果、検知されたのは1台のみで、当該車両はシートを掛けて隔離・一時保管した後、6月30日輸出業者に引き取られた。

川崎市は、周囲を立入禁止とすることを指示するともに、運搬される貨物からの放射線の基準がないことから、文部科学省に、事後の対応について照会をしたところ、輸出業者が引き取ることは構わないとの判断を得た。

今後、搬入の経路等について迫跡調査を実施するとともに、今後同様の事態が生じることのないよう、開係事業者に対して強く要請するとしている。

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