日本郵船の子会社NYKLNG(アトランティック)は8月24日、アンゴラ・LNG・サプライ・サービスのアンゴラ・LNGが生産するLNG(液化天然ガス)輸送用新造LNG船2隻の命名式を8月17日、建造しているサムスン巨済島工場で行った。
新造LNG船2隻はそれぞれ「Soyo」と「Malanje」と命名。
両船とも、NYKLNG(アトランティック)、三井物産、ティーケイ・コーポレーションの三社共有船(保有比率:NYKLNG(アトランティック)33%、三井物産34%、ティーケイ33%)の姉妹船4隻のうちの2隻となる。
Soyoは8月30日に、Malanjeは9月30日に竣工を予定。続く2隻は同じくサムスン巨済島工場で建造が進められている。この4隻はアンゴラ・LNG・サプライ・サービスとの20年の長期定期傭船契約に基づき、アンゴラからのLNG輸送に従事する。
■新LNG船の概要
積載容量:16万276.4立方メートル
全長:285.00メートル
全幅:43.40メートル
総トン数:10万800トン
造船所:サムスン重工業