郵船ロジスティクスが10月31日に発表した2012年3月期第2四半期決算は、売上高1533億6300万円(前年同期比90.6%増)、営業利益25億3800万円(15.7%減)、経常利益31億9400万円(8.6%減)、当期利益17億8700万円(16.6%減)となった。
第1四半期は東日本大震災の影響により荷動きが停滞し、貨物取扱量が減少したが、第2四半期(3か月)に入りアジア発を中心に貨物取扱量が緩やかながら回復の兆しを見せた。
昨年12月22日付「日本郵船と郵船ロジスティクスの海外事業統合に関する基本契約の締結について」で基本契約に基づき海外事業統合を進めており、当第2四半期までにアジアの一部法人を除き概ね統合の手続きを完了した。海外事業統合により、欧米を中心にロジスティクス事業の業容が拡大した。
通期の業績予想は、売上高3190億円(98.4%増)、営業利益76億5000万円(54.6%増)、経常利益84億円(38.4%増)、当期利益41億円(13.2%増)を見込んでいる。
名港海運 決算/3月期、売上高は7.6%減、営業利益15.7%減