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日立物流/4~12月の売上高51.7%増、営業利益44.7%増

2012年02月01日/決算

日立物流が2月1日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高4142億3200万円(前年同期比51.7%増)、営業利益181億7400万円(44.7%増)、経常利益177億2700万円(41.4%増)、当期利益85億6400万円(39.0%増))となった。

昨年4月にバンテックを連結化したため、国内物流・国際物流とも売上高、営業利益が前年同期に比べて大幅に上回った。

国内物流では、システム物流の受注拡大を図り、新規案件の受託に関しては堅調に推移した。

同一業界の複数の顧客を対象に効率的な運営が可能な共同保管・共同配送を実施する「業界プラットフォーム事業」で、既存のプラットフォーム対象業種に加え、今後高成長が期待される業種での新規顧客開拓、不況の影響を受け難い業種でのシェア拡大に向けた営業活動に取り組んだ。

結果、売上高は2896億600万円(52%増)、営業利益は221億9900万円(30%増)となった。

国際物流では、生活関連、電機・産業分野などを中心とした案件を立ち上げるなど、グローバル案件受託が堅調に推移した。

グローバルネットワークの連携強化として、M&Aにより、グループとしてのシナジー効果の創出を図った。また、近鉄エクスプレスとの合弁会社を設立してプロジェクトカーゴ領域を対象とした物流サービスの強化を図った。

結果、売上高は1110億6900万円(60%増)、営業利益は25億9500万円(96%増)となった。

通期は、売上高5500億円(49.1%増)、営業利益226億円(41.8%増)、経常利益221億円(38.8%増)、当期利益105億円(54.3%増)の見通し。

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