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グッドマングループ/7~12月の営業利益34%増、2億2900万ドル

2012年02月22日/物流施設

グッドマングループは2月22日、2011年12月31日を末日とする本年度上半期の業績を発表した。

財務ハイライトとして、税引き後営業利益は前年同期比34%増の2億2920万ドル、1株当たり配当額は前年同期比20%増の1.80セント、財務ポジションは堅調で負債比率は24.5%を維持。そして、11億ドルのリクイディティを確保し、加重平均ローン満期は5.2年となった。

同社グループのグレッグ グッドマン最高経営責任者は「質の高いポートフォリオと投資家および顧客との良好な関係により、わが社が展開する全てのビジネスは本年度上半期を通じて堅調に推移してる」と述べている。

同社では、成長率が低く資金供給が限定的な市況においても、グループは堅調な業績を達成。今後も適切なコスト管理を継続し、不動産開発事業については、賃貸予約契約の事前締結や売却先の事前確保を原則とする厳選されたアプローチでビジネスの拡大を図るとしている。

また、負債比率は24.5%を維持していることから、2015年度までに満期予定の借入返済全額に充当する資金を確保している。

業績ハイライトでは、不動産ファンダメンタルズは堅調で、全ポートフォリオの入居率は96%、第3者投資家からエクイティ6億ドルを調達、総額9億ドルに相当する42件の新規開発プロジェクトに着手などを挙げている。

事業運営では、不動産開発および管理事業の伸長により、グループの営業EBIT(支払金利前税引前利益)は前年同期比20%増の2億5800万ドルに達した。

本年度上半期の不動産ファンダメンタルズは依然堅調で、全ポートフォリオの入居率は96%の高水準を達成し、前年同期の95%から上昇している。賃貸契約の加重平均残存期間5.2 年で、賃料未回収率も低レベルに抑制している。

現在進行中の開発プロジェクトは58案件で総額21億ドルに相当し、うち85%のプロジェクトは事前に第3者の売却先もしくは開発資金を確保している。

自社所有資産以外の運用資産残高 (AUM)は、恒常為替レートベースで2011 年度末時点から3.6%増の153億ドルに達した。

グループの運用ファンドは、本年度上半期中に複数の資金調達イニシアチブを実施し、総額6億ドルのエクイティを第3者の投資家から調達している。加えて19 億ドルの新規およびリファイナンスローンも確保しており、投資家および?融機関との強固な関係により、グッドマンは安定した資金調達力を維持している。

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