日本郵船は3月7日、航海中の二酸化炭素(CO2)削減のため、コンテナ船全船に海上ブロードバンド通信装置を順次導入すると発表した。
海上ブロードバンド通信装置の導入により、コンテナ船で進めている船陸間通信をリアルタイム化・大容量化し、詳細な気象情報・海流予測情報の本船上の入手や、運航データの自動送信や陸上での運航状況のモニタリング強化、陸上担当者と本船間の情報共有・意思疎通の迅速化などが可能となり、CO2削減に必要なさまざまな大容量データがリアルタイムに得られる。
実証実験を完了し、IBISプロジェクト推進のため、コンテナ船全船に順次導入し、さらに自動車運搬船、バルカー、タンカー、LNG船などにも導入していく。
また、海上ブロードバンド通信装置の導入は航海中のCO2削減だけでなく、インターネットを通じて乗組員が家族と常時コミュニケーションを取れるなど福利厚生の向上にも寄与する。
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