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富士通ゼネラル/22億円投じ、岩手県に電子デバイスの新工場

2012年04月25日/生産

富士通ゼネラルは4月25日、子会社の富士通ゼネラルエレクトロニクスが、生産体制の効率化と事業継続性強化を目的に工場を敷地内に新設すると発表した。

<富士通ゼネラルエレクトロニクス 完成予想図(中心の建物が新工場)>
20120425fujitsuz - 富士通ゼネラル/22億円投じ、岩手県に電子デバイスの新工場

投資額は約22億円で、2013年4月に竣工、同年5月に操業開始を予定している。

1階フロアはユニット製品、消防システムなど大型製品のフロア完結生産を行う。

搬入口より部材受入れ、SMT実装・組立・検査、出荷口までの直線化や、中間ストアの廃止により、リードタイム短縮を実現。

2階フロアは、他の建屋との連結による物流動線短縮と、車載カメラを中心とした小型製品を集合化した人の動きに自働化を融合した省人化ラインにより、多品種少量の混流生産が可能となり、品質・コスト面でも効率的なモノづくりを推進する。

新工場は旧工場に比べ最大で約3倍に生産能力を向上する。

■新工場の概要
所在地:岩手県一関市相去3-1
稼働開始予定:2013年5月
建築規模:延床面積1万800㎡(鉄骨総2階建て)
投資額:総額約22億円

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